プロボクシング・WBC世界ミニマム級タイトルマッチ(30日、愛知県国際展示場)前王者で同級1位の重岡優大(27)=ワタナベ=が、王者のメルビン・ジェルサエム(31)=フィリピン=に0−3で判定負け。タイトルを失った昨年3月以来の再戦で、王座返り咲きはならなかった。
ジェルサエムは2度のダウンを奪った前回対戦と同様に右の強打が光り、雪辱を狙った重岡優を退けた。ガードも堅く、攻守に強さを示し「自分は彼の2倍、準備してきた」と誇らしげだった。1年ぶりの対戦で重岡優の成長を感じる部分もあったといい「彼はまだ27歳で、いい選手。また王者になれるはず」とエールを送った。
元2階級制覇王者の亀田大毅氏(36)はこの日、ユーチューブチャンネルを更新。「メルビンってむちゃくちゃスタミナがある選手じゃないんですよ。フィリピンとかの選手って上がるとどんどん上がっていくんですよね。なんで足とかも止まらなかったし」と指摘していた。
■亀田 大毅(かめだ・だいき) 1989(昭和64)年1月6日生まれ。大阪市出身。プロデビューから10連勝後、WBC世界フライ級王者の内藤大助に挑戦も敗れ、反則行為で1年ライセンス停止処分を受ける。2010年にWBA世界フライ級王座、13年にIBF世界スーパーフライ級王座を獲得。34戦29勝5敗で15年に引退。