野良猫に不妊手術「TNR活動」 真庭のNPO法人 CFで資金募る

 真庭市民らでつくるNPO法人まにわアニマルフレンドリー(同市禾津)が、野良猫を捕獲して不妊去勢手術を施す「TNR活動」に取り組んでいる。活動の周知と充実に向けケーブルテレビの番組作りや一時預かり施設の整備を計画。資金をクラウドファンディング(CF)で30日まで募っている。

 理事長は湯原温泉街の旅館・八景(同市豊栄)の女将(おかみ)上塩浩子さん(62)。調理場のごみをあさっていた野良猫の不妊手術を施したことでTNRに関心を高め、任意団体での活動を経て昨年11月にNPO法人(10人)を立ち上げた。

 活動エリアは真庭市と新庄村。市や民生委員らを通して野良猫に餌やりする人と連絡を取り、捕獲してもらっ上で毎週金曜日に鳥取県内の動物病院に連れていく。公益財団法人「どうぶつ基金」(兵庫県芦屋市)の事業を活用し、手術費は全て無料とする。これまで250匹ほど終えたが、「餌はやるが手術は後回しにする人が多く、まだまだ氷山の一角」という。

 計画では、ケーブルテレビ局・真庭いきいきテレビで30分番組2本を制作。TNR活動の流れや必要性を伝え、ホームページとチラシも作る。CFサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」を活用し、すでに当初の目標額80万円を達成。さらに手術前後の一時預かりのシェルター整備も視野に計120万円の調達を目指す。

 上塩さんは「餌やりと不妊手術はセットと考えてほしい。活動を知ってもらい、より多くの野良猫を手術できる体制を整えていきたい」と話している。

 問い合わせは、同法人(0867―62―2212、メールはnpo@maniwaーanimal.com)。

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