美作市の湯郷温泉街で7日、旧暦の端午の節句(5月31日)にちなんだしょうぶ湯が提供された。みずみずしい緑色の葉が湯船に浮かび、入浴客が爽やかな香りに包まれて心身を癒やした。
端午の節句に合わせ、しょうぶ湯に漬かると邪気が払われるという言い伝えにならって湯郷温泉観光協会が毎年ショウブを用意。今年は兵庫県佐用町産の約1200本を旅館やホテル、足湯など17施設に配った。
元湯の湯郷鷺(さぎ)温泉館では、サッカー女子・なでしこリーグ1部の岡山湯郷ベルに所属する山下沙耶香選手(26)と村上夏奈瀬選手(23)が巫女(みこ)姿で神事に参列した後、露天風呂にショウブを入れていった。
小学生の長男と一緒に訪れた岡山県勝央町の男性会社員(40)は「いつもと違う風情で気持ちがいい。家族で健康に過ごせるとうれしい」と話した。