2025年のプロ野球もいよいよ開幕!プロ野球選手のプレーに酔いしれるシーズンインを前に、smart編集部が独断と偏見でお洒落な選手を“スカウティング”して私服スナップを敢行。各選手が書いてくれたコーディネイトのテーマ入りサインも必見です。名選手はファッションにも抜かりないことがわかった本企画、プレーボール!今回は埼玉西武ライオンズで活躍が期待される二選手の私服スナップです。
※本取材は2024年12月に行ったもので、この記事は2025年smart4月号(2月25日発売)に掲載した記事を再編集したものです。
埼玉西武ライオンズってどんなチーム?パ・リーグ歴代優勝回数は23回を誇る古豪球団。公式マスコット「レオ」は、手塚治虫氏がデザインしており、「ジャングル大帝」の主人公に由来。「ライオンズ」の名を冠してから75周年のアニバーサリーイヤーを迎える2025年は、昨年の最下位からの逆襲に燃えている。
ライオンズ期待の二選手が語る「ファッション」のこと 元山飛優選手の私服SNAP!!──今日のファッションのポイントをお聞かせください。
元山飛優(以下、元山):僕はピッタリした服が嫌いなので、普段から布が身体に触れないようなゆるめなスタイルなんですけど、ゆるくなりすぎないようにどこかで締めるというのを意識してます。今日は足元のスニーカーで締めたという感じです。
──お二人のスタイルは好対照ですね。
西川愛也(以下、西川):そうですね、白黒はっきりつきましたね(笑)。僕は最近色だとベージュが結構好きなのと、襟付きのキレイめなトップスが好きです。以前はタイトなジーンズが好きだったんですけど、今日みたいなちょっとゆったりめなズボンも、最近きてます。夏に着るTシャツは柄物中心なんですが、冬物は結構シンプル。今日の中に着ているTシャツは背中にアトムが入っています。
──ファッションにおける“マイブーム”のようなものはあるんでしょうか?
西川:「こういうファッションをしていたら、次はこういう服を着たくなる」みたいなことは結構あります。たぶん、今日みたいなスタイルをしていたら、逆に飛優さんのようなゆるめなスタイルもしたくなるかもしれないです。
──好きな洋服のブランドや行きつけのお店があれば教えてください。
元山:昔は「バーバリー」が好きで、入団一年目は財布も「バーバリー」だったくらいなんですけど、今は特にないですね。「別にブランド物じゃなくてもいいかな」となって、今はセレクトショップとかによく行きます。大阪でも東京でも、その辺にセレクトショップがあればとりあえず入ってみるという感じです。
西川愛也選手の私服SNAP!!──ブランドからの卒業が早いですよね。
元山:入団一年目のときは少し見栄を張っていろいろ買ったんですよ。でも結局使えへんし、気をつかうし……。それに私服は球場移動でしか着ないので、僕はユニクロを活用しているんですけど、でもそれだけだとちょっと物足りひんからセレクトショップに行くという感じです。
西川:僕は基本 ZARA(ザラ)ですかね。今日の服も ZARA です。買い物は「これを買いに行く!」と決めて買いに行くわけじゃなくて、「何か欲しいものあるかな?」みたいな感じで行って、フィーリングで買うことが多いんです。それがZARAだったということが結構多くて。でも靴にはあまり興味がないので、今日はファンの方からいただいたものを履いています。
──ファンからファッションアイテムをもらうのは嬉しいでしょうね!
西川:嬉しいっすね!しかもかわいいので。ホームランを打ったら、「おめでとう!」みたいに不意にいただくこともあります。
元山:僕もTシャツとか帽子とかをいただいたりします。それを球場に来るときに着たりしますね。
──最近買ったファッションアイテムでお気に入りは?
元山:この冬に買ったジャケットですね。
西川:僕は冬物だと「バレンシアガ」のセーターですね。
元山:めっちゃハイブランド!
西川:(笑)。ワンポイントでロゴが入っているものを買いました。
──プロ野球選手はバレンシアガをよく着ているイメージがあります。
西川:カバンが使いやすそうな形なので、そこから入っていく選手も多いんじゃないですかね。僕は基本カバンを持ち歩かないので、持ってないですけど。
チームでおしゃれだと思うのはあのベテラン──普段、カバンは持ち歩かない派ですか?ビジターゲームで移動するときはどうされているのでしょう?
西川:リュックなんですけど、とにかく大容量でいっぱい入るやつをAmazon(アマゾン)で探して、佐藤龍世さんと一緒に買いました。安さがバレないように高見えするやつを(笑)。「あのリュック、良いものなのかな〜って」思われるように(笑)。
──西武ライオンズの中でおしゃれだと思う選手はどなたですか?
元山:栗山(巧)さん、中村(剛也)さんはおしゃれですよ。栗山さんはキレイめなシャツとかセットアップ。中村さんはゆったりめのシルエットのファッションが多くて、靴下とかもかわいいんですよね。
──そういう意味で今日はゆったり系の“中村さん一派”とキレイめ系の”栗山さん一派”のお二人という感じでしょうか?
元山:そうなっちゃいますね(笑)。
西川:栗山さんは、急に「パーティーに出て」と言われても出られそうなセットアップで、まとまりのある感じですよね。(昨年限りで引退した)金子(侑司)さんも最近セットアップとかきれいなシャツを多く着ていておしゃれです。
──ある程度キャリアを積んでベテランになるにつれて、段々おしゃれになっていくのでしょうか?
元山:たぶん奥さんがいて女性目線が入ってくるのと、年俸の増加とともに光沢感が出てくる(笑)。
西川:光ってるもんね。
元山:素材がたぶん、綿ではなくてシルクです。
──お二人はファッションで女性目線を意識することはありますか?
元山:ちゃんとしたデートのときの格好は考えます。今日のコーデは“仲良くなってからの居酒屋デート”ですかね。これ、ちょっと言葉にするのが恥ずかしい(笑)。
──確かに初デート感があります。
元山:僕は付き合って長いコーデで、西川は今、口説いている途中コーデみたいな(笑)。
西川:「水族館行くよ」みたいな(笑)。
──この格好で実際にデートに行くとしたらどこへ行きますか?
西川:僕は浅草とかに行きたいですね。
元山:僕は昨日ちょうど、平井(克典)さんに連れて行ってもらって久しぶりに磯丸水産へ行ったので、この格好は“磯丸コーデ”ということで、磯丸水産へ行きたいです!(笑)
──プロ野球選手でも磯丸水産に行くんですね(笑)。
元山:蟹味噌3つを網で焼いて、ちょっと醤油を垂らしたり熱燗を入れて飲んだりして……これがめちゃくちゃ美味いんですよ!この格好は磯丸デートで(笑)。
ゴルフ、路地裏ダッシュ…仲良し選手とのエピソード──2024年に買った一番高価なものは何でしょう?
元山:ソファが 13 万ぐらいですかね。ソファで昼寝をしたかったので、足がすっぽり入れるように、背もたれが高くてちょっと包まれてる感があるものを買いました。
西川:僕は財布かな、10 万ぐらいの。
──財布はキーケースなどとブランドを合わせたりするんですか?
西川:キーケースは1個下の牧野(翔矢)が5、6年前にくれて、それをずっと使ってます。変えたい気持ちはあるんですけど、もらったものなので大事に使ってます。
──普段、ファッションに関する情報はどうやって仕入れていますか?
元山:流行は全くわからないので、セレクトショップに行ってピチピチ以外の服を買います。僕、試着もしないんですよ。ある程度自分でサイズを見て、良かったら買います。
西川:僕は必ず試着します。腕とか骨格が一般の方と違うので、見るだけだとわからなくて。
元山:そうなると一緒に買い物は行かれへん(笑)。お店では一周して、ちゃんと奥まで見るタイプ?僕はお店に入って「いいや」ってなったら、入り口の小さいマットを一周してすぐに引き返す。
──お店に入るかどうか、そのお店で買い物をするかどうかを判定するまでかなり短めですね(笑)。
元山:ビビッとこないと買わないんです。感じるんですよ!良いものは光って見えるんですよ!
──(笑)。仲の良い選手とのエピソードを教えていただけますか?
元山:広〜く、そこそこの付き合いをしてます(笑)。最近は山村(崇嘉)と一緒にいることが多いかな。山村とゴルフに行ったりしてますね。(読売巨人軍・若林)楽人と3人でオフシーズンにゴルフをしたんですよ。スコアが一番悪かった人が、そのゴルフ場でゴルフボールやクラブのカバーなどを買うっていうルールだったんですけど、全部楽人が払いました(笑)。
──一番いいスコアだったのはどなただったんですか?
元山:僕とか、野村大樹と行ったときは野村とかですね。と言っても スコアは90 中盤ぐらいです。それで楽人が 120 ぐらい。途中まではいい勝負をするんですけど、彼は一回集中力切れ始めるとダメになる。
西川:僕は野手だと仲が良いのは(佐藤)龍世さんですね。去年の秋、高知県でのキャンプで、練習終わりに二人で焼肉に行ったんです。いつもおごってもらってたんで、「2軒目は僕が払いますよ」と言ったら、「じゃあ、飯行く前になんか勝負して負けたほうが払おう」となって、人気のない裏路地で20m走をすることにしたんです(笑)。普通に走ったら僕のほうが速いので、龍世さんが1歩下がりつつ、龍世さんのタイミングでスタートするというハンデをつけて、俺はフライングしたら即負けというルールで。龍世さんが少しでも動いたら行こうと思って、僕は自分の視界にわずかに映る龍世さんだけを見ていたのに、結局ギャンブルスタートを切ってしまってフライングで負けました(笑)。
──名称・野村(克也)監督も真っ青のギャンブルスタートってことですね。
西川:そのときは無事に僕がお支払いしました。
──では最後に2025 年の抱負をお聞かせください。
元山:新監督(西口文也監督)になって、起用法がどうなるとかは現時点ではわからないですが、しっかり自分の地位を確立するところからスタートしようと思います!
西川:チームの成績はもちろんですけど、そのために僕のやるべきこととしては自分の成績を上げることしかないと思っています。レギュラーも決まってないので、まずはそこの一角を取れるように頑張りたいです!
(了)
Profile/元山飛優(もとやま・ひゆう)
1998年12月4日生まれ、大阪府出身。ヤクルトから移籍した2024年は2度のサヨナラ打を放つなど無類の勝負強さを誇り、複数ポジションをこなすユーティリティさでチームに欠かせない存在に。キュートな笑顔と関西人らしい明るさもファンに人気。
元山飛優Instagram:@freddiehiyuman
元山飛優X:@Hiyuman666
Profile/西川愛也(にしかわ・まなや)
1999年6月10日生まれ、大阪府出身。高校時代は花咲徳栄の一員として、埼玉県勢史上初の甲子園優勝に貢献。類まれなる野球センスと俊足、広角に打ち分ける打撃が持ち味。昨年は自己最多の104試合に出場。レギュラー定着を目指し、今年はさらなる飛躍を期す。
西川愛也Instagram:@manaya.51
撮影=大村聡志
インタビュー&文=熊谷洋平
※本取材は2024年12月に行いました。
※この記事は2025年smart4月号に掲載した記事を再編集したもので、記載した情報もその時点のものです。
※衣装はすべて本人私物です。