「ショッキングなニュース」久保建英が続投を望んだ指揮官の衝撃退任で去就にも変化か。ソシエダ番記者は退団を懸念「将来を再考する可能性」「展望は決して明るくない」【現地発】


「彼がクラブ史上最高の監督かどうかは分からない。ただ一つ確かなのは、僕にとって最も大きなサポートをしてくれた監督だということだ。イマノル(アルグアシル)が契約延長を望んでいるのなら、クラブは何も考えずに交渉のテーブルについて契約書にサインすべきだ」

 タケ・クボ(久保建英)が、長期化していた監督の去就問題について言及したのは今年2月だった。あえて自分から発言したのは、何か予感のようなものが働いたのかもしれない。

 残念ながら、その指揮官の今シーズン限りでの退任が発表された。24日の正午ごろ、選手全員を集めてその旨を伝えると、ドレッシングルームには爆弾が落ちたような衝撃が走った。

 タケが口にしていることは事実だ。確かにここ数試合、パフォーマンスが低下し、決定的な選手ではなくなっているが、アルグアシルにとって彼は常に特別な存在だった。ただ単に違いを生み出すだけではない。同じ壁にぶつかり続けても、諦めずに戦い続ける人一倍の競争心を高く買っていた。

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 数字がそれを証明している。アルグアシルが獲得を進言し、加入してすぐに攻撃の中心に据え、コンディションが良い時には常にスタメンで起用してきた。その指揮官の退任が、タケにとってショッキングなニュースであろうことは想像に難くない。

 チームの今シーズンの戦いぶりも含めて、今夏、将来を再考する可能性は否定できない。移籍するとなれば、とりわけタケに憧れる子どもたちにとって受け入れがたいこととなるだろうが、今ソシエダには変化の風が吹いており、少なくとも現時点では、展望は決して明るくない。

 ロベルト・オラベSDに続いて、アルグアシルも去る。新たにスポーツ・ディレクター(SD)に就任するエリック・ブレトスはBチーム指揮官のセルヒオ・フランシスコを内部昇格させることで、次期監督問題の早期解決を図ったが、これから偉大な前任者と何かにつけて比較されるだろうこと火を見るよりも明らかだ。

 ただアルグアシルの功績が決して色あせることがないと同時に、このシーズン正念場で再びチームの失速を招いたのは彼の責任でもある。とりわけアウェーとはいえ、降格争いに巻き込まれている格下に0−1で屈したアラベス戦はひどい内容だった。
 
 タケもまた低調なパフォーマンスに終始した。対峙する相手の右SB、マヌ・サンチェスは攻撃力が売りで、守備はお世辞にも上手いとは言えない。確かにアラベスはいつものように、分厚い守備網を敷いてきた。しかし、60分のセルヒオ・ゴメスのクロスのこぼれ球を収めて左足でニアを狙ったシーンが唯一の見せ場では、ポジティブな評価を与えるのは難しい。

 ラ・リーガは残すところ5試合となった。監督人事を巡る報道はいまだに沈静化していないが、結局のところ、真実を知っているのは当事者であるアルグアシルと選手たちであり、今はただ後ろを振り返らず、前を進んでいくしかない。
 
 このような時こそ、メンタルの強さが問われるが、タケがその1人であることは間違いない。ビジャレアル戦後の彼の辛辣なコメントを読んだ後、私はジョン・F・ケネディが国民に発した「あなたの国が自分に何をしてくれるかではなく、あなたが国のために何ができるかを問いかけなさい」というメッセージを、他の選手に投げかけたくなった。

 タケはアルグアシルために何ができるかを知っている。それは指揮官が6シーズン連続の欧州カップ戦出場権獲得を置き土産にクラブを去るために全てを捧げることだ。それは決して小さなことではなく、皆が望むハッピーエンドとなるだろう。

取材・文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア)
翻訳●下村正幸

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