◇ナ・リーグ カブス4ー3ダイヤモンドバックス(2025年3月29日 フェニックス)
カブスの今永昇太投手(31)が29日(日本時間30日)のダイヤモンドバックス戦に先発。7回3安打1失点と抜群の安定感を示し、今季初勝利を手にした。奪った三振は4、防御率は0.82となった。
先制点は許したが、傷口は広げない。試合を確実につくり、チームが勝つ可能性を高める。今永の持ち味が凝縮された投球となった。2回、先頭打者・グリチェクに右中間二塁打を許し、その後制球を乱して、2四球で1死満塁のピンチを招いた。マッカーシーの一ゴロの間に1点は失ったが、2死二、三塁からペルドモをスプリットで遊ゴロ。最少失点でこの回を終えてみせた。
味方が同点とした直後の4回には無死から二塁打を許すが、後続を確実に断って無失点。今季からチームに加入したタッカーの1号2ランで勝ち越した直後の5回からは一気に出力を上げた。5回を初回以来の3者凡退で終え、6回は先頭からの2者連続三振を含む、2イニング連続の3者凡退。7回には味方の失策で走者を塁に送ったが、2死一塁からマッカーシーを左飛に仕留め、左手で力強く拳を握った。笑顔でベンチの仲間に向けて、何度も拳に力を込めた。充実感に満ちた投球内容だった。
東京での開幕戦となった3月18日のドジャース戦。メジャー2年目で初めての開幕投手を務め、4回無安打と好投した。シーズン最初の登板を考慮されて球数は69だったが、この日は91球。尻上がりに調子を上げていった。
昨季は29試合に登板して15勝3敗、防御率2.91の成績を残し、サイ・ヤング賞投票でもナ・リーグ5位の票数を集めた。確かな存在感を見せる左腕の、今季のさらなる飛躍が期待される投球内容だった。
カブス・今永昇太 抜群の安定感発揮し今季初勝利 勝利を呼び込む7回1失点に笑顔のガッツポーズ
スポニチアネックス 2025/03/30 11:38