ボクシング2024年度年間優秀選手表彰式が31日、都内の東京ドームホテルで行われ、努力・敢闘賞を初受賞したWBOアジア・パシフィック・バンタム級王者の那須川天心(26=帝拳)が出席。黒のレザージャケットをまとった那須川は昨年の新鋭賞に続く受賞に「ボクシング界に少しでも貢献できているということを非常にうれしく思う」と喜びを口にした。
那須川は昨年1月のプロ3戦目では世界ランカーのルイス・ロブレス(メキシコ)から初のKO勝ちを収め初の世界ランク入り。同7月にジョナサン・ロドリゲス(米国)に2連続KO勝利し、同10月にジェルウィン・アシロ(フィリピン)とのWBOアジア・パシフィック同級王座決定戦に判定勝利し初タイトルを獲得した。「去年は新鋭賞で、今年は努力・敢闘賞。1個ずつランクアップして、来年はもっといい賞を獲りたい」と意欲的。最優秀選手賞を狙うか、と記者から問われると「それはもちろん。記者さんの投票次第ですね」と笑わせ「どの賞に限らず、誰が見てもいいと思ってもらえるような試合をしていきたい」とさらなる飛躍を誓った。
今年2月には前WBO世界同級王者ジェーソン・モロニー(オーストラリア)に判定勝ち。WBCの世界ランキングでは1位に浮上した。「前回の試合が一個の指標になったと思う」と話した一方で「ボクシングが分からない人は1位とチャンピオンを勘違いしている。めっちゃおめでとうと言われるが、全然嬉しくない」とおどけながら「しっかりチャンピオンにならなかやいけない」。WBC王者・中谷潤人(27=M・T)への指名挑戦権を得たことには「どうなるか分からないが、ご指名いただけばやらせていただきたいなと思う」と意欲的だ。
世界前哨戦となる見込みの次戦については「カタツムリの時期」と改めて6月に行うことを明言。「それにクリアできれば11月あたりに世界挑戦できる」と初の世界挑戦の時期が近づいていることを明かした。
努力・敢闘賞の天心 来年はMVP?「もちろん狙う」 WBC1位で中谷への挑戦は「ご指名いただければ」
スポニチアネックス 2025/03/31 16:30