「勝利のために知恵を惜しまない」のがベッツのリーダーシップ 失策の多いマンシーに早出練習でアドバイス

 スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」がドジャースのムーキー・ベッツ内野手(32)が守備でチームメートに熱心にアドバイスを送り、尊敬を集めていると報じている。

 マックス・マンシーは、今季9個目のエラーを記録した3日(日本時間4日)のメッツ戦翌日、早出練習でベッツのアドバイスを受け、守備練習に取り組んだ。ベッツは外野手として6度のゴールドグラブ賞を獲得したが、内野手としてはまだ経験豊富とは言えない。それでも、昨オフは遊撃手のポジション転向に本格的に取り組み、守備力を高め、今季はあらゆる守備指標において高評価を得ている。

 マンシーには守備の細かい部分について教えている。打球に対して待つ傾向のあるマンシーだが、ベッツは積極的に前へ出る重要性を説く。慎重になれば、イレギュラーバウンドが起きるリスクもあるからだ。もちろん、遊撃手と三塁手では打球のバウンドの種類も異なるし、反応時間も違う。それでも、冬の間にベッツが遊撃手の反復練習で身につけた原則は、三塁にも生かせる。だからこそ、ベッツは自ら進んで助けに入る。「ムーク(ベッツ)は何よりも勝ちたいんだ」とマンシーは言う。

 4月上旬、中堅のアンディ・パヘスがフィラデルフィアでの試合でブライス・ハーパーの打球に対して守備の反応が遅れ、二塁打とした際、ベッツはパヘスと右翼のテオスカー・ヘルナンデスをクラブハウスの一角に呼び寄せ、そのプレーのメカニズムや、自分だったらどのように初動を取ったかを丁寧に説明した。

 マンシーは「リーダーシップの取り方は人それぞれ違う。フィールド外でリーダーシップを発揮する人もいれば、フィールド上でプレーを通じて導くのが得意な人もいる。ムークは後者なんだ。彼は自分の持っている知識を惜しみなく周囲に伝えようとする。おかげで周りの選手がどんどん良くなっていく」と尊敬の念を口にする。

 2人は早出練習で地道な努力を続ける。「マンシーがいいプレーをしても、周りは誰も歓声を上げない。でも本当は素晴らしいプレーなんだ。僕には、そのプレーの裏にある深みと細部がわかっているからワクワクするんだ」とベッツは話している。

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