◇ナ・リーグ メッツーロッキーズ(2025年6月6日 デンバー)
メッツの千賀滉大投手(32)が6日(日本時間7日)、敵地でのロッキーズ戦に先発。6回5安打1失点と好投し、7勝目の権利を得てマウンドを降りた。しかし、降板直後の7回に2番手・ブラソバンが同点を許し、7勝目はならず。メジャー移籍後、自身最多となる109球の熱投で規定投球回に再到達。防御率1.59はパイレーツ・スキーンズを上回り、再びリーグトップの座に立った。
標高約1600メートルの高地にあるロッキーズの本拠クアーズ・フィールド。空気抵抗が少なく、ボールが他球場より飛ぶため“打者天国”として知られている。打者有利の同球場で初登板となった千賀だが、ビジターの空気にのまれることはなかった。
初回、先頭のベックを1球で右飛に打ち取ると、続くエストラダはカウント1―2から“お化けフォーク”で空振り三振。グッドマンも一ゴロに封じて、わずか10球でこの回を終えた。2回も同じく10球で3者凡退。この回を投げ終えて規定投球回数に再到達し、この時点での防御率は再び、リーグトップとなった。
3回1死から8番・モニアクに右翼ポール際へ本塁打を許し、先制点を失った。その後も1死一、二塁とピンチを招いたが、安定感抜群の男は大崩れすることはなかった。2番・エストラダをカットボールで三ゴロ併殺に仕留め、最少失点でこの回を終えた。
4、5回と先頭打者を出塁させながらも無失点で終えるなど、粘りの投球を貫いた。打線は6回に無死満塁の好機を作るも、7番・バティから3者連続三振。試合前の時点でリーグ最低防御率のロッキーズ投手陣に苦しんだが、7回1死一、二塁からアロンソが左中間に逆転2点二塁打。千賀にようやく援護がもたらされた。
千賀は6回を投げ終えてこの日の役割を終えた。先に点は許したが、2試合連続6度目のクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)を記録するなど、安定感を十分に示すマウンドだった。
千賀滉大 6回1失点で防御率リーグトップ1.59 自身メジャー最多、109球の熱投も7勝目はならず
スポニチアネックス 2025/06/07 11:56