現地時間3月29日(日本時間30日)、メンフィス・グリズリーズ所属の河村勇輝は傘下のGリーグ球団メンフィス・ハッスルの試合にスターターとして出場。36分31秒のプレータイムで21得点(フィールドゴール6/9、3ポイント5/7、フリースロー3/3※)、3リバウンド、8アシスト、2スティール、3ターンオーバー、1ファウルを記録した。
※Gリーグのフリースローは第4クォーター残り2分以降とオーバータイムを除き、2ポイントに対するファウルなら2点分の、3ポイントなら3点分のフリースローが1本与えられる。バスケットカウントによるフリースローは通常通り1点。
プレーオフ不出場が決まっているハッスルにとって、今季最終戦となったこの試合。河村は第1クォーターから好スタートを切る。
最初のポゼッションでドライブからフェイダウェイジャンパーを沈めると、残り6分3秒にはディフェンシブ・リバウンドを奪いそのままボールをプッシュ、自らフィニッシュに持ち込みファウルを誘ってフリースローを獲得し成功。クォーター終了間際には3ポイントを突き刺し、いきなり7得点を奪取する。
さらにパスも冴えわたり、残り9分13秒にゴール下で繰り出したDJ・スチュワードへの絶妙なノールックをはじめ、5アシストをマーク。最初の12分間はフル出場と、休むことなくコートに立ち続けた。
これで勢いに乗ったか、第2クォーターは残り9分6秒から投入されると、最初のオフェンスで迷いなく3ポイントを放ちこれもヒット。残り7分14秒にも左コーナーから長距離砲を決めたほか、チームメイトのファーストブレイクを幾度となくお膳立てし、前半はチームトップとなる21分16秒のプレータイムで13得点、7アシストをマークした。
ここまでノーミスでシュートを決めている背番号7は、第3クォーターも開始早々にトップ・オブ・ザ・キーから3ポイントを成功。残り7分48秒にもアーマンド・ベイコットのパスを受け、トップの位置から長距離砲でリングを射抜く。
残り3分34秒に放ったミドルジャンパーを落としパーフェクトゲームは途切れたが、得意のパスでもアシストこそ記録されなかったものの、残り4分半に針の穴を通すかのような一本を繰り出し実況を感嘆させるシーンもあった。 第4クォーターは残り8分41秒からコートに立ち、一度ベンチに下がったのちクロージングの時間帯に再投入されるも、2本放った3ポイントはどちらもミス。ただ、ファウルゲームとなった状況で、2本のフリースローを落ち着いて沈めた。
なお、チームはメキシコシティ・カピタネスを相手に序盤から主導権を奪取。第4クォーターに追い上げられ、明らかな誤審に苦しめられるシーンもあったものの、ネイト・ヒントンの連続3ポイントなどもあり119−112で何とか逃げ切り勝利を収めた。
Gリーグ最終戦を最高の形で終えた河村は、今後グリズリーズの試合に同行する予定。現状では欠場予定となっている同日開催のロサンゼルス・レイカーズ戦を含め、グリズリーズの残りゲームは9試合。NBAのコートでも躍動してくれることに期待したい。
構成●ダンクシュート編集部
【画像】グリズリーズと2WAY契約を締結!日本人4人目のNBA選手となった河村勇輝!
河村勇輝がGリーグ最終戦で躍動!シュート絶好調で21得点&絶妙ノールックパス含む8アシストを記録し勝利の原動力に<DUNKSHOOT>
THE DIGEST 2025/03/30 04:12