『SCPって何ですか?』第2巻第6話より / (C)梨・三山高・ハチフン/一迅社
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、WEBサイト「一迅プラス」にて連載されている『SCPって何ですか?』(一迅社刊)第2巻の第6話をピックアップ。本作は、作者の梨さんが、2025年3月14日に本作を、「最近、ねこと一緒に引越しました 愛猫との田舎暮らしをエッセイ漫画にしました よろしくお願いします」というタイトルでX(旧Twitter)に投稿したところ、1000件を超える「いいね」や反響が多数寄せられた。本記事では梨さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
■謎多き漫画に収録されている田舎暮らしブログ
『SCPって何ですか?』第2巻第6話より / (C)梨・三山高・ハチフン/一迅社
漫画家のMとHは、一迅社・comicHOWL編集部からの「ネットで人気の共同怪奇創作サイト・SCP財団についての漫画を描いてほしい」という依頼を受けた。
ネーム原作を誰が描いているのかは明かされないまま、制作をすることにした2人。「SCP財団」について解説するパートをMが執筆。Hは「SCP」と思われる怪異が現れる、原作付きのパートを担当する。今回紹介するのは、そんなH氏の作画パート。
「スローライフ 猫好き漫画家やなぎの ドタバタ漫画エッセイブログ」が「近況報告」というタイトルで更新されるところから物語は始まる。
やなぎは、東京暮らしから心機一転、田舎に引っ越してきて、ちょうど1カ月になる。書類の提出や買い物などでバタバタしていたが、山と海に囲まれたこの環境にはもう慣れたのだとか。ウォーキングが趣味なやなぎは、この生活に満足しているらしい。
“見渡す限り田んぼと獣道”という感じの田舎というわけではなく、バスが通っていたり、24時間空いているコンビニもひと山越えればあるのだとか。
また、今年で8歳になる黒猫のすずは、すぐに新しい環境にも慣れて、やなぎよりもくつろいでいるようで…。
H氏の作画パートでは、このようにやなぎの田舎暮らしでの様子が綴られている。この物語を最後まで読んだ人たちからは、「平和な田舎暮らしいいなぁ」「ひと山越えないとコンビニないのか…」「私も田舎に住みたい」「田舎で暮らすと心が洗われそう」など反響の声が多数寄せられている。
■不思議な世界観で描かれる物語
『SCPって何ですか?』第2巻第6話より / (C)梨・三山高・ハチフン/一迅社
――『SCPって何ですか?』第2巻の第6話を創作したきっかけや理由があればお教えください。
ある日、井戸で猫を見つけたことです。猫は井戸の中で苔にまみれ、繁殖し、瞳だけをこちらに向けていました。
――本作の注目ポイントがあればお教えください。
注目されているのは私たちの方です。今も右上隅に視線を感じ続けています。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
彼女らの鳴き声はいずれも隔てなく気に入っています。シーンというほど視覚的ではなく、セリフというほど言語的ではありませんが、その音の連なりは私たちにとって快いものでした。
――普段作品のストーリーはどのようなところから着想を得ているのでしょうか?
視線。
――今後の展望や目標をお教えください。
猫たちの展望はとても狭く、同時に、目標はとても低いでしょう。あれだけ狭く深い井戸の中に在るのであれば。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
宜しくお願いします。
猫との田舎暮らしを描いたエッセイ漫画に「ひと山越えないとコンビニないのか…」の声【漫画】
WEBザテレビジョン 2025/05/01 18:30