グラスナー体制は見事に立ち直った
今季プレミアリーグ開幕から10試合で1勝4分5敗。クリスタル・パレスは限りなく最悪に近いスタートだった。
しかし、クラブは指揮官オリヴァー・グラスナー体制を継続する道を選んだ。その判断は正しかったのか、その後の19試合でクリスタル・パレスは9勝6分4敗で勝ち点33を獲得。ひとまずプレミアの方では勝ち点を40に伸ばして12位につけており、FA杯でも準決勝まで進むなど、徐々にチームの形が見えてきた。
英『Squawka』はグラスナーが採用する[3-4-1-2]をベースとした堅守速攻が効いていると評価していて、今季のクリスタル・パレスはチームとして1試合平均21.59回のタックルを記録している。これは欧州5大リーグでも最多の数字だ。
選手ではMFダニエル・ムニョスがリーグで2番目に多い94回のタックル成功数を記録していて、エヴァートンMFイドリッサ・ゲイェ(112回)に次ぐボールハンターになっている。
このハードワークを軸とした守備が基盤になっており、開幕10試合で1勝のみと苦しいスタートだった割に失点数は34点に抑えられている。これはノッティンガム・フォレスト(35失点)やニューカッスル(39失点)を抑え、リーグで3番目に少ない数字となっている。
この守備からエベレチ・エゼ、ジャン・フィリップ・マテタら攻撃陣をシンプルに活かしており、開幕ダッシュ失敗からチームは見事に立ち直った。