【天皇賞春】〝完璧〟なレース運びも…タスティエーラ7着 昨年のダービー馬、菊花賞馬が揃って不発

7着に敗れたタスティエーラ 天皇賞春2024

[GⅠ天皇賞・春=2024年4月28日(日曜)4歳上、京都競馬場・芝外3200メートル]

 モレイラ騎乗で期待された昨年のダービー馬タスティエーラ(牡4・堀)だが、結果は7着。11着大敗の前走・大阪杯からの巻き返しVはならなかった。

 レースは中団内のスポットでうまく折り合って脚をためる形。さすがはモレイラというソツのない運びだったが、直線外に出して仕掛けられてからがイマイチ。ダービーを制した爆発力は影を潜め、流れ込むだけに終わってしまった。

 モレイラは「想定していたレースで中団のラチ沿いのいいところをロスなく運んだ。折り合ってリズム良く、いい展開だったけど伸びなかった」と完璧に運びながら敗れてしまったことを暗に示した。 

 15着大敗の菊花賞馬ドゥレッツァとともに、クラシックホースがまたも敗れたことで、またしても現4歳牡馬世代のレベルが疑問視されてしまうかもしれない。

著者:東スポ競馬編集部

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