【ターコイズS】騎乗停止明けの横山琉人騎手がコンビ継続 フィールシンパシーに期する思い/新人記者のトレセン日記

フィールシンパシーに騎乗する横山琉人騎手を取材した栗栖記者(右) ターコイズステークス2024

[GⅢターコイズステークス=2024年12月14日(土曜)3歳上牝、中山競馬場・芝外1600メートル]

【新人記者・栗栖歩乃花のトレセン日記】
 混戦が予想されるGⅢターコイズSに挑む昨年2着のフィールシンパシー(5歳・小島)。21戦中19戦でコンビを組んでいる横山琉騎手が復帰初日に騎乗します。

 騎乗依頼が来たのは騎乗停止が発表されてから〝すぐ〟だったそう。「まさか乗せてもらえると思っていなかったです」と当時の心境を振り返ります。ただ、だからこそ「ご迷惑をおかけしてしまいましたが、乗せてもらえることに感謝です。毎回乗せていただいていますし、1か月(騎乗できない期間が)空いている中で騎乗依頼を頂けることはなかなかないので。結果で応えたいです」といつも以上に力が入ります。

 昨年は8番人気ながら2着に奮闘。「斤量(53キロ)が軽かった分、スタートを出たら逃げようと思っていました。理想のレースができましたが、結果だけが惜しかったですね」と振り返りつつ、「中山の千六は合っているし舞台適性の高さを示してくれました」とも。確かに中山の芝外1600メートルでは2勝、2着2回。10戦して掲示板を外したのは2回だけで、コース替わりは大きなプラスになりそうです。ハンデは昨年よりも1キロ重い54キロになりますが「これくらいかなと思っていましたし、去年より重くなるのは当たり前なので。斤量を気にせずこの馬の競馬ができれば」と目を細めます。

 先週の追い切りに騎乗した感触は「大きな変化は特にはないですが、良くも悪くも落ち着きすぎている」。そこで「1週間前の追い切りということと、まだ多少重さがあったので強めにやりました。もう一段階ギアが上がれば」と変わり身を期待しての調整になりました。そのおかげか、今週の追い切りでは変化あり。管理する小島調教師によると「気持ちが穏やかすぎるという課題もクリアできています。スッと動かしたら反応できそうな感じと(騎乗した助手から)聞いているので」と、横山琉騎手の狙い通りの効果が出ているそうです。

 フィールシンパシーは牝馬の5歳でそろそろ引退の時期も視野に入る頃。「重賞でも惜しいレースが続いていますし、僕自身もまだ重賞で勝てていないのでこの馬と取れたら一番最高ですね。何とかこの馬と重賞を勝ちたいです」。フィールシンパシーにとっても横山琉騎手にとってもお互いは欠けてはならない存在。このコンビで重賞初制覇を達成できますように。

著者:栗栖 歩乃花

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