【共同通信杯・先手必勝】外差し天国で痛恨のイン突き… 〝未完成馬〟レッドキングリーをあえて狙う理由

逆襲に燃えるレッドキングリー 共同通信杯2025

[GⅢ共同通信杯=2025年2月16日(日曜)東京競馬場、芝1800メートル(3歳)]

 GⅡ東スポ杯2歳Sで2番人気3着に敗れたレッドキングリー。2番手追走から直線ではインを狙ったものの、前を捕らえられず…というレース内容。道中リキみ気味だったメンタル面を含め、株を下げる一戦となった。

 が、しかし。当時の東京の馬場コンディションを考えると、違った側面も見えてくる。昨秋の4、5回東京といえば、外差しが目立った開催だった。天皇賞・秋、ジャパンCのドウデュースは誰もが知るところだが、他にも4回開幕週のGⅢサウジアラビアRCを大外から差し切ったアルテヴェローチェをはじめ、GⅡ富士Sのジュンブロッサム、GⅡアルゼンチン共和国杯のハヤヤッコなど、とにかく“外差し”ばかりだった。

 それを踏まえて前出の東スポ杯を改めて振り返ると、直線でインを突いて内ラチ沿いを走ったレッドキングリーのコース取りは明らかな失敗。むろんこれには左にモタれるという馬自身の“癖(へき)”の問題もあるので仕方ないのだが、少なくともトラックバイアス的にはマイナスの大きな立ち回りだった。

 それでいて勝ったクロワデュノールとは0秒3差。そのクロワが次走、2着に0秒3差をつけてGⅠホープフルSを勝ったことを考えると、ロスの大きな立ち回りで東スポ杯0秒3差だったレッドキングリーも軽視はできまい。また、東スポ杯2着馬サトノシャイニングが続くGⅢきさらぎ賞を制覇したのも追い風となる。

 担当の楠助手によれば「中間も左にモタれる癖は変わっていない」そう。しかし、今の東京芝は昨秋ほど“内不利”ではなく、仮に東スポ杯と同じ進路取りになっても問題はない。

「課題の折り合いも、個人的には他馬が行かないようであれば、自分で行ってもいいと思うんですよね。体調自体はかなり上がってる感じですし、もともとかなりの能力を感じていた馬なので」(楠助手)

 前回の敗戦で“課題山積の未完成馬”と嫌われるようなら…思わぬ高配当にありつけるかもしれない。

著者:東スポ競馬編集部

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