[GⅠ天皇賞・春=2025年5月4日(日曜)4歳上、京都競馬場、芝外3200メートル]
6番人気のビザンチンドリーム(牡4・坂口)はアタマ差2着に惜敗。勝ち馬ヘデントールにはわずかに及ばなかったが、走破時計の3分14秒0は昨年のVタイムを0秒2上回っており、ステイヤーとしての資質の高さは十分に示した。
道中は後方14番手を追走。「もう少しペースが流れてほしかった」とシュタルケは振り返ったが、それでも人馬のコンタクトに乱れはない。「いいリズムで運んで、すごくリラックスして走れてました」と流れに乗った。
最後の直線は勝ち馬ヘデントールとシュヴァリエローズの間にできた一瞬のスペースを割って猛進。「すごくいい脚を使ってくれました。勝った馬はレベルが高いけど、この馬も能力は高い。悔しいです」と鞍上は勝者をたたえつつ、率直な言葉で無念さをにじませた。
坂口調教師も「惜しかったです。完璧なレースで〝かわした〟と思いましたが、勝った馬が強かったです」。GⅠタイトルまであと一歩まで迫った走りを評価した。
これでサウジアラビアのGⅡレッドシーターフハンデ1着→天皇賞・春2着と連続好走。一時の不振を脱し、完全復調をアピールするハイレベル4歳世代の一角が、今後もGⅠ戦線を盛り上げてくれそうだ。
著者:東スポ競馬編集部