マクラーレン「F1」「P1」を超える超絶進化! 軽さを極めた最強ハイパーカー新型「W1」が切り開く未来とは

マクラーレンが追求する「軽さの哲学」は、「F1」、「P1」、そして最新モデル「W1」に受け継がれています。軽量化と革新技術が融合したW1は、圧倒的なパフォーマンスを誇り、スーパーカーの未来を切り拓く存在となっています。

マクラーレンによる初の市販車がスゴすぎた!

 マクラーレンといえば、「軽さの哲学」が貫かれたブランドです。スーパーカーやハイパーカーの世界では、単にパワーを上げるだけでなく、徹底した軽量化こそが究極のパフォーマンスを生み出す鍵となります。2024年10月に発表された最新モデル「W1」は、その哲学の集大成といえる存在です。

1993年に登場したマクラーレン初の市販車「F1」は、当時のスーパーカーの常識を覆す存在でした。まず注目を集めたのが、そのユニークなインテリアの設計でした。運転席とステアリングホイールが車内の中央に位置していて、ドライバーにとって理想的な視界と操作性を提供する斬新なデザインです。

 この配置は、ドライバーが運転する上でほかにない体験を味わえるものとなっており、マクラーレンF1を他のスーパーカーと一線を画す特徴のひとつといえます。

 同時に、2つの助手席が両サイドに設置されている3人乗りで、助手席が運転席よりも後方に寄っていることで、車体のバランスが向上しました。

 またボディはカーボンファイバーモノコックを採用し、車両重量はわずか1138kgでした。それでいてBMW製の6.1リッターV12エンジンが発生する627馬力を路面に叩きつけ、最高速度386.4km/hを記録しました。0-100km/hはわずか3.2秒。軽量化とパワーの絶妙なバランスが、伝説を生み出しました。

マクラーレン「P1」

 2013年に発表された世界限定375台のマクラーレン「P1」は、3.8リッターV8ツインターボエンジンに、電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載しており、システム総合で916馬力・900Nmを発生しました。車両重量は1395kgに抑えられています。

 0-100km/h加速は2.8秒、0-200km/h加速は6.8秒、0-300km/h加速は16.5秒で、最高速度は350km/hに達し、電子リミッターが作動します。エアロダイナミクスの進化により、より少ない重量で最大限のダウンフォースを生み出すことに成功しました。

ハイパーカー新型「W1」が示す未来への進化

 そして2024年10月、待望のハイパーカー新型「W1」が発表されました。F1やP1の系譜を受け継ぐこのモデルは、さらなる軽量化と高性能を追求するマクラーレンの新たなステージを示しています。

マクラーレン「W1」

 マクラーレン独自のカーボンファイバー製モノコックは、W1専用の「マクラーレン エアロセル」を採用しています。フロントサスペンションはエアロセルに直接マウントされ、外から見ることができます。

 主要なコンポーネントは3Dプリンターで製作したり、チタン製パーツを活用することで軽量化を最大限に進めています。

 ドアの開閉はマクラーレン車伝統のディヘドラル式と呼んでいますが、従来までの前ヒンジで斜め上方に開くタイプではなく、いわゆるガルウイング式に開くタイプとなっています。

コクピットではシートはモノコックに一体化され、ドライビングポジションはペダルやステアリングホイールなどを動かして調整します。

 新型W1は4リッターV8ツインターボエンジンに、エレクトリックモジュールを組み合わせたプラグインハイブリッド(PHEV)システムを採用しています。このエンジン単体でも最高出力928馬力を発生し、1リッターあたりの最高出力は233馬力に達します。これはマクラーレンのエンジン史上最高の数値となっています。

 エレクトリックモジュールも、最高出力347馬力・最大トルク440Nmを発生。電気モーターとコントロールユニットを一体化し、軽量化とパッケージングの最適化を実現しています。システム総合では、最高出力1275馬力・最大トルク1340Nmという驚異的なパワースペックを誇ります。これは、想定される主要な競合モデルのハイパーカーをすべて凌駕する性能です。

 新型W1は0-100km/h加速がわずか2.7秒、0-200km/h加速は5.8秒、0-300km/h加速は12.7秒以下で、最高速度は350km/hに達し、電子リミッターが作動します。この圧倒的な加速性能は、「スピードテール」を上回り、マクラーレンが基準とするサーキットでは「マクラーレン セナ」のラップタイムを3秒短縮しました。

 このように、新型W1はその圧倒的な性能と軽量化技術により、究極のハイパーカーとして新たな基準を打ち立てています。その走りがどれほどの衝撃をもたらすのか、実際のパフォーマンスが今後のスーパーカーマーケットにどのような影響を与えるのか、注目が集まっています。

 ちなみにマクラーレン新型W1の生産台数は世界市場全体で399台に限定されています。ただし、すでに完売しているといいます。

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