アップルが開発中とされる独自の5Gモデムについて、その最初のバージョンがミリ波に対応しないとする話を台湾業界紙のDigitimesが報道した。アップルは、来年にも自社製5Gモデムの採用を開始すると予想されているが、米国向けiPhoneなどのミリ波対応モデルについては今後も既存のサプライヤーであるクアルコムのチップに依存する可能性があるという。
アップルは2018年以降、クアルコムからの依存脱却を目指してiPhone向け5Gモデムの内製化に注力。2019年にはインテルのスマートフォン・モデム事業の大部分を買収していたほか、2021年にはモデム生産のために台湾のTSMCと交渉を進めていると報じられていた。しかし、同社は昨年、クアルコムとの5Gモデム供給契約を2026年まで延長することが明らかになっており、モデム開発の遅れが指摘されていた。
アップルの5Gモデムについては今年7月、2025年に発売される「iPhone SE(第4世代)」および超薄型の「iPhone 17」向けに採用されると著名アナリストのミンチー・クオ氏が投稿。前者については2025年上半期、後者については同下半期の発売が見込まれており、アップル製5Gモデムの出荷数は2026年までに1億個を超えると予想されている。
資料 Apple poised to introduce self-developed 5G modem in iPhones by 2025(https://www.digitimes.com/news/a20240917PD201/apple-5g-2025-modem-chips.html) Apple’s First 5G Chip for iPhones Reportedly Won’t Support mmWave(https://www.macrumors.com/2024/09/19/apples-first-5g-chip-no-mmwave-rumor/) Apple’s Initial 5G Chip Doesn’t Support mmWave, Apple-Designed Wi-Fi Chip May be Used in 2025 iPads(https://www.mactrast.com/2024/09/apples-initial-5g-chip-doesnt-support-mmwave-apple-designed-wi-fi-chip-may-be-used-in-2025-ipads/)(https://www.telegraphic.jp/weekly/)