機能性食品ブランド「BUFF X」を展開する「霸符(杭州)科技」が、シリーズAで数千万元(数億円)を調達した。リード・インベスターは「黒蟻資本(BA Capital)」、コ・インベスターは既存株主の「セコイア・キャピタル(紅杉資本)」(以下「セコイア」)、「梅花創投(Plum Ventures)」、「紀源資本(GGVキャピタル)」。

本シリーズは、同社が2020年1月に設立されて以来3度目の資金調達だ。同社は設立から間もない4月、エンジェルラウンドでセコイアと梅花創投から1000万元(約1億6000万円)超を調達。8月には紀源資本が主導し、セコイアと梅花創投もコ・インベスターとして参加したプレシリーズAで2000万元(約3億2000万円)超を調達した。

BUFF Xは2020年10月末からアリババ系ECサイト「天猫(Tmall)」内に店舗を構え、商品の販売開始から30日で「睡眠軟糖(睡眠補助グミ)」のキーワードでトップに立った。2カ月で同商品の注文数は2万を超え、3カ月で4種の商品(SKU)がそれぞれ月間平均注文数2万を突破した。同社のユーザープロファイルデータから判明しているユーザー像と初期設定されたターゲットユーザーはほぼ一致しており、購買層は主に18〜30歳の若者世代、中でも「Z世代(1990年代中盤〜2000年代以降に生まれた世代)」が中心となっている。

創業者の亢楽氏によると、米国では機能性食品の普及率が73%にも達するが、中国ではわずか11%に過ぎず、今後のさらなる成長が見込めるという。