台湾の大手電子機器メーカー「鴻海科技集団(Hon Hai Precision Industry)」(以下「鴻海グループ」)は2月20日、2021年第4四半期に、同社子会社の中国電子機器受託製造大手「フォックスコン(Foxconn Technology Group、富士康科技集団)」が開発した電気自動車(EV)プラットフォーム「MIH」を搭載した車両3モデルを発表することを明らかにした。このうち2モデルはEV乗用車、1モデルはEVバスだが、いずれのモデルも詳細については明らかにされていない。

また、鴻海グループはこれまでに中国自動車大手「吉利汽車(Geely Automobile)」を抱える「浙江吉利控股集団(Zhejiang Geely Group Holdings)」や米新興電気自動車(EV)メーカー「ファラデー・フューチャー(Faraday Future)」(以下「FF」)との提携を進めており、鴻海グループと吉利控股の合弁会社からFFに生産受託サービスが提供される予定だ。

2020年10月にEV用プラットフォームのMIHを発表して以降、鴻海グループが量産車の進捗状況を明らかにするのはこれが初めてだ。これまで米アップルによる自動車製造のニュースが絶えず伝えられてきたが、アップル最大のOEMメーカーとして、鴻海グループもその中で重要な役割を果たす可能性がある。