中国オンライン旅行最大手の「Trip.com(携程集団)」が4月19日、香港証券取引所に正式に上場を果たした。初値は281香港ドル(約3910円)で、公募価格の268香港ドル(約3730円)から4.8%上昇。この価格に基づけば、同社の時価総額は1778億香港ドル(約2兆4750億円)に達する。

香港証券取引所は2018年4月に、25年来で最大の制度改革を実施。この時にデュアル・クラス・ストック(1株当たりの議決権数が異なる種類株式を発行すること)制度を採用する企業の上場を認めたことで、中国企業で外国市場に上場している「概念株」が香港で重複上場を行うケースが増えてきた。

統計によると、2019年11月から現在までに、アリババをはじめ、京東(JD.com)、網易(ネットイース)、外食大手「ヤム・チャイナ(百勝中国)、ビリビリ動画(bilibili)など、13社以上の中国概念株が香港で重複上場を果たしており、調達した金額の合計は2820億800万香港ドル(約3兆9260億円)にのぼる。