インドのフードデリバリープラットフォーム「Zomato(ゾマト)」が、4月28日に同国の市場規制当局にIPO(新規株式公開)目論見書を提出した。これによりZomatoは11億ドル(約1200億円)を調達する見込みで、順調にいけばインドにおける今年最大級のIPOになるだろう。

Zomatoは2008年設立。2018年にはアリババの金融関連会社「アント・グループ(螞蟻集団;当時の名称は『アント・フィナンシャル((螞蟻金服)』)から約2億ドル(約210億円)の出資を受けた。2020年3月末締めの年度会計で同社の売上高は98%増と大幅に伸びたものの、損失額は160%増とそれ以上に拡大し、245億ルピー(約360億円)を計上した。

2021年2月、Zomatoは「Tiger Global」など投資機関5社から2億5000万ドル(約270億円)を調達し、企業評価額は54億ドル(約5890億円)となった。最大のライバルで同業の「Swiggy(スウィッギー)」も4月15日にソフトバンクグループから4億5000億ドル(約490億円)を調達しており、こちらの評価額は50億ドル(約5450億円)に達した。