ARMのクラウド技術をベースにしたクラウドゲーム技術ソリューションを提供する「快盤科技」がプレシリーズAで数千万元(数億円)を調達した。リード・インベスターは「天図資本(Tiantu Capital)」、コ・インベスターは「豊厚資本(FH Capital)」、「三七互娯(37 Interactive Entertainment)」。同社は設立初期に、IT大手バイドゥ(百度)高級副総裁だった向海龍氏から出資を受けている。

快盤科技の創業者である鄭君凱CEOによると、資金は主に既存のサービス体系の改善および新技術の研究開発に充てられるとのこと。同社は引き続きARMアーキテクチャに重点を置き、SaaS(Software as a Service)機能に力を注ぐと共にPaaS(Platform as a Service)の技術力を引き続き向上させ、ゲーム業界の川上と川下の顧客にクラウド技術ソリューションを提供し、企業顧客の効率を高めさせ、クラウドゲーム業界の発展を促進する。

中国国内の大手ゲームメーカーとクラウドサービスプロバイダーが連携するようになり、テンセント(騰訊)の「START」、「咪咕快遊(MiguPlay)」、ネットイース(網易)の「網易雲遊戯」、「維懌科技」の「蘑菇雲遊」など、背景の異なる優位性を持つクラウドゲームプラットフォームが多数ローンチされた。また、大ヒットゲーム『原神(Genshin)』の開発元「miHoYo(米哈游網絡科技)」傘下の「米哈雲遊」など、コンテンツプロバイダ(CP)の自主制作作品によりカスタマイズされたクラウドゲーム製品もローンチされている。

中国国内のクラウドゲーム市場は1000億元(約1兆6800億円)規模に向かって着実に前進している。