協働ロボットを研究開発する「ELITE ROBOT(艾利特機器人)」が、2020年末にシリーズB1で2億元(約33億円)を調達したと発表した。リードインベスターはレノボ傘下の「聯想創投(Lenovo Capital and Incubator)」と「張江科技投資(ZJ Venture)」、コ・インベスターは「中関村発展啓航資本産業投資基金(Zhongguancun Development Qihang Industrial Investment Fund)」など。

ELITE ROBOTは2018年に設立され、創業メンバーはすべて北京航空航天大学ロボット研究所の出身だ。同社は減速機を除くすべてを自社開発している。

事業展開については、ELITE ROBOTは協働ロボットを2020年に1000台販売した。販売先は日本、韓国、米国、スペイン、ポルトガル、ブラジル、タイなど、数十か国に及ぶ。 2021年の販売目標は2000台だ。

中国の調査機関「高工産業研究院(GGII)」のデータによると、2023年までに協働ロボットの世界販売台数は8万台に達し、市場規模は120億元(約2010億円)近くになると予想されている。そのうち中国での販売台数は2万6500台に達すると見込まれる。競争力を有する協働ロボットの中国メーカーにはELITE ROBOTに加え、「節卡機器人(JAKA Robotics)」や「遨博(北京)智能科技(AUBO)」がある。