共同購入型ソーシャルEC大手の「拼多多(Pinduoduo)」が8月24日夜、2021年第2四半期(4〜6月)の財務報告書を発表した。報告書によると、売上高は前年同期比89%増の230億5000万元(約3915億円)となり、市場予想の267億4000万元を下回った。GAAP(米国会計基準)ベースの営業利益は20億元(約339億円)、普通株主に帰属する純利益は前年同期比360%増の24億元(約407億円)となった。

ユーザー数に関して、MAU(月間アクティブユーザー数)は市場予想の7億5920万人を下回る7億3850万人、2021年6月末までの1年間のアクティブバイヤー数は8億4990万人に達し、単一四半期で2610万人増加した。

市場が最も注目する農産物カテゴリーについては、上半期の受注量が前年同期比431%の増加となり、同社は農産品のコールドチェーン物流、倉庫保管・配送などのサプライチェーンシステム構築の強化も行っている。

財務報告書と共に、「百億元農業研究特別プロジェクト(百億農研専項)」が立ち上げられ、拼多多グループの董事長兼CEOである陳磊氏が自らこのプロジェクトを統括することも発表された。この特別プロジェクトは商業的価値や利益を目的としておらず、農業科学技術の進歩を促進し、科学技術を活用したインクルージョンを目指すとしている。