オンラインおよびオフラインで医療サービスを提供する「卓正クリニック(卓正医療、Distinct HealthCare)」が、シリーズEで6000万ドル(約65億9000万円)を調達した。リードインベスターは中国IT大手のテンセント(騰訊)で、資金調達後の評価額は約40億元(約681億円)となった。

卓正クリニックは北京や上海などの中国国内一、二線都市に診療所を30軒開設し、常勤医師は約300人。また、オンラインでも問診、緊急時のビデオ通話による診療、健康管理などのサービスを提供する。主なサービス対象は中国国内の中産階級以上の家庭だ。

医療分野には、テンセントのほか、EC大手アリババや京東(JD.com)、TikTok運営のバイトダンス(字節跳動)なども進出している。 中国のビジネスメディア「晩点(LatePost)」によると、今回の資金調達ではバイトダンスやアリババもコ・インベスターとして参加する意向だったが、まだ実現していないという。