【新華社北京9月21日】米テスラの中国法人「テスラ中国」はこのほど、中国市場での8月の卸売販売台数が4万4264台と月間記録を更新したと明らかにした。中でも輸出台数は3万1379台と大幅に増加した。テスラ中国が今年以降に欧米、オーストラリア、日本、韓国、シンガポールなど10以上の国・地域へ輸出した台数は8月時点で9万7496台となった。

テスラが輸入方式で中国市場に進出したのは2013年。その後19年に中国工場を建設し、20年に市場供給を開始。中国製テスラの世界輸出も段階的に進めてきた。

中国全国乗用車市場情報連合会のデータによると、中国の輸出市場は今年上半期(1〜6月)も好調を維持し、自動車輸出台数は前年同期比2.2倍の95万台、うち新エネルギー車(NEV)は2.5倍の17万3千台となった。同連合会の崔東樹秘書長は、上半期のテスラ中国の輸出台数は約5万台で新エネ車輸出全体の3割近くを占めたと指摘した。

テスラによると、テスラ中国は販売エリアを欧米、オーストラリア、日本、シンガポールなどの先進国へ拡大し、高品質で高価値の中国製新車を世界のハイエンド市場に出荷している。

テスラの関係者によると、産業チェーンの発展という観点からみて、テスラの上海ギガファクトリーは現地化プロセスを絶えず加速させている。同工場の現地化率は20年末時点で86%となり、川上・川下産業の迅速な布石と長足の発展を促すとともに、100社を超える国内川上企業の数十万人の雇用をけん引した。これを基礎として上海臨港新エリアなど多くの新エネルギーを特色とする経済開発区も建設された。

同社は現地化に向けた技術人材の育成も積極的に進めている。17年に北京で科学技術イノベーションセンターを設立したほか、18年には上海にも研究開発センターを設けた。20年には中国でプロジェクトチームを立ち上げている。