【新華社成都11月29日】国際自然保護連合(IUCN)と国連開発計画(UNDP)がこのほど、パスファインダー賞(Pathfinder Award 2021)の授賞式をオンラインで共同開催した。中国四川省林業・草原局は26日、科学技術防火警報システムを利用した唐家河国家級自然保護区のジャイアントパンダの重要な生息地保護の実践事例が、科学技術応用部門のパスファインダー賞を今年中国で唯一受賞したと発表した。

同賞は、自然保護や人類の発展、気候変動、持続可能な開発における成果の表彰を目的としている。今年は世界中から400件以上の事例がノミネートされ、最終的に中国、インド、マダガスカル、タンザニアの4事例が、それぞれ技術応用、生物多様性保護と人間の健康、気候変動、土地管理の各部門でパスファインダー賞を受賞した。

今回受賞した中国の事例は、四川省林業・草原局と四川数字大熊猫、華為技術(ファーウェイ)が共同で立ち上げた森林火災モニタリングのための四川省デジタルパンダ監視通報システムで、デジタル技術を駆使して衛星、無人機、監視塔、セキュリティゲート、森林保護員を一体化した森林火災監視通報システムを構築し、ジャイアントパンダの生息地である森林の安全性を確保している。システムは2月23日に稼働して以来、300件以上の火災発生をリアルタイムで発見した。森林保護員14万7千人以上がオンラインで利用している。(記者/張超群)