【新華社天津6月26日】中国国有送電大手、国家電網傘下の国網天津市電力は最近、小型無人機(ドローン)による空撮技術を活用して送電線データを分析することで、人が鉄塔に登って点検しなくても安全リスクの有無を確認できるようになった。

同社が運用する車載型ドローンポートは、ドローンの自動離着陸や自動充電、機体の保管・管理などの機能を一体化した「インテリジェント移動点検車」として、機能の異なる3機のドローンを順番に飛ばし、送電線や鉄塔の自律点検や傾斜撮影など複数の作業をこなすことができる。これにより作業効率が大幅に向上し、作業員が高所から転落するリスクも軽減した。

特別高圧送電線の運用・点検業務を行う同社傘下企業の担当者は「従来の手動制御によるドローン点検では、検査員1人が1日に点検できる鉄塔は5〜8基ほどだった。今はドローンが自律点検するので現場作業員はその様子をモニタリング(監視)するだけで済むようになり、全体の点検効率が6倍向上した」と語った。(記者/毛振華、宋瑞)