【新華社北7月28日】ドイツ自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)の中国法人、大衆汽車集団(中国)はこのほど、2022年上半期(1〜6月)の業績について、同社と合弁企業の中国本土と香港特別行政区市場での納車台数は147万台超で前年同期から20.5%減ったと明らかにした。吉林省長春市と上海市にある工場で供給が不足し、販売台数が落ち込み、会社全体の業績に影響をもたらしたとした。

6月は上海市と全国で稼働再開が段階的に進み、業績は急速に向上、同社とVWブランドは引き続き市場をリードする地位を維持した。6月の納車台数は前月比47.0%増、前年同月比27.2%増の34万800台だった。

電気自動車(EV)販売は高い伸びを維持している。VWブランドの電動化は急速に進み、上半期の新エネルギー車(NEV)の納車台数は7万5900台で、前年同期(3万6600万台)の約2.1倍に増えた。うちEV車の「ID」シリーズの納車台数は5万9400台を占め、6月の納車台数は1万7600台で単月として最高を更新した。VWは今年下半期(7〜12月)、毎月1万5千〜2万台のEV車の納車を続け、前年比倍増の通年販売目標を達成できると見込んでいる。

シュテファン・ベレンシュタイン最高経営責任者(CEO)は、同社は回復計画を全力で進めており、消費者ニーズは6月にすでに回復し始めているとし、下半期は販売台数が顕著に増えると予想。新エネ車にはより高い目標を掲げており、「ID」シリーズの年間販売台数は2倍以上に増えるとの見通しを示した。