7月に始まった「GoToトラベル」に続き、「GoToイート」キャンペーンが10月1日から順次スタートする。新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けた飲食業界を支援する狙いだ。キャンペーンの内容や注意点をQ&Aでまとめた。(47NEWS編集部)

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 Q 「GoToイート」って何?

  A 政府事業「GoTo」キャンペーンの一環だ。「…イート」は二つの事業に分かれる。予約サイトを通じて飲食店を利用した場合、ポイントが付与される事業と、地域ごとに使えるプレミアム付き食事券事業だ。イート事業の予算は全体で2003億円。

  ■ポイント事業

  Q ポイント事業の内容は。

  A 飲食予約サイトを経由して、店を利用した場合、昼食で500円、午後3時以降の夕食で千円分のポイントが付与される。ポイントは、次回以降に利用できる。「ぐるなび」や「食べログ」の運営会社など13事業体が展開する。

  Q 開始時期は。

  A 10月1日から、準備が整ったサイトから予約を受け付ける。

  Q 利用制限はあるか。

  A 1回の予約当たり10人分までで、最大1万円分のポイントが付く。何回でも利用できる。食事券との併用も可能だ。ポイントが付与されるのは来年1月末まで、利用期限は同3月末までだ。

  Q どんな飲食店でも利用できるのか。

  A いいえ。店内での飲食をメインとする食堂やレストラン、酒場、喫茶店などが対象で、予約サイトに事前に登録している店に限られる。登録には、徹底した換気や消毒液の用意、3密回避など感染防止策に取り組んでいることが条件だ。

  それぞれの予約サイトでは、どの店が登録店であるかが分かるようになっている。付与されたポイントを利用できるのも登録店に限られる。 

 ■プレミアム付き食事券

 Q 食事券の内容は。

  A 都道府県などの単位で発行される。その地域内でのみ使え、購入額に25%が上乗せされる。例えば食事券を1万円で購入した場合、1万2500円分が実際の支払いに使えるというわけだ。

  Q いつから始まるのか。

  A 全国一斉ではなく、準備が整った地域からスタートする。現在、事業の運営委託先が決まっているのは、大阪府や京都府など33府県の35事業体。新潟県では10月5日から食事券の購入と利用ができるようになる。三重県では、はがきでの購入申し込みが始まっており、利用開始は10月20日から。

  北海道や宮城、東京、福岡など、残る14都道県も参加に向けた準備を進めており、全都道府県で実施される見通しだ。

  Q 食事券はどこで購入できるのか。

  A 地域ごとに異なる。各地の商工会窓口や専用サイトからの申し込みの他、コンビニなどさまざまだ。香川県では抽選を行い、当選者のみ購入できる。販売期間はいずれも来年1月末までで、用意した分がなくなり次第、終了する。有効期限は多くの場合、来年3月末までだ。

  Q 注意点はあるか。

  A 1回の購入額は2万円まで。また、おつりは出ないので、現金と組み合わせて使うのが良い。

  Q 地域内ならどの飲食店でも利用できるのか。

  A いいえ。ポイント事業と同様、店内での飲食をメインとする食堂などが対象で、事前に参加登録している店に限られる。

  飲食店であってもキャバクラやスナックなどは含まれない。宅配ピザなどのデリバリー専門店や持ち帰り専門店も対象外だ。

  農水省の特設サイトはこちら(https://gotoeat.maff.go.jp/)