【ツーフィット】過酷な使用環境にも配慮した防塵・防水設計の電子サビ防止装置「ラストストッパー」が愛車を守る

2023/04/28 13:34

　サビは静かにゆっくりと、そして確実に進行していく。見えるところはまだ対応しやすいが、下回りなど見えない部分のサビが愛車にダメージを与えるケースは少なくない。特にジムニーのようなオフロード走行の機会もあるクルマは、荒れ地の走行時にヒットし、下回りの見えない場所がいつの間にかサビだらけ……なんてことが考えられる。
　日本は多湿な上に近年は温暖化によって大型台風が何度も発生する。その影響は沿岸部だけでない。海から20㎞近く離れた広範囲の内陸部にまで、海の塩が潮風で運ばれてくる。また中国大陸の発達で工業有害物質（PM2.5など）も飛来する。これらは集中豪雨と一緒に流され、そして乾いて舞う…。つまり従来では考えられなかった塩害が起きている。言うまでもなく、まだ冬の融雪剤や春の黄砂の影響はあるし、梅雨を控えている時期のため、かなり危うい状態だ。
　それゆえ少し洗車を怠っただけでもクルマには塩や工業有害物質、粉塵などが溜まる。傷ついたりぶつけたりすれば、そこからサビの増殖は拡大していく。一度広がったサビはとても厄介で、補修しようとすれば費用は高額となる。そこでお勧めしたいのが、電子サビ防止装置として人気の『ラストストッパー』だ。
「サビの発生を電子の働きで抑制する」という画期的なメカニズムを持つ本商品は、ツーフィットが開発し、数年かけて北海道から沖縄まで、全国の四季を通して検証を行なった逸品。
　その仕組みは欧米で50年以上前から科学的に研究・実証されており、コンビナートや地下パイプライン、海沿いの水道施設などの鉄の腐食防止に応用されている信頼性の高いものだ。右ページの『塩水を使った実証実験』をご覧いただければ分かる通り、電子の作用が鉄板の腐食作用を軽減・消滅させる。その差は歴然で、ラストストッパー未使用の鉄板の表面はびっしりと赤茶色のサビが浮いているのに対し、使用した鉄板はまるで新品かのような光沢を維持している。
　ちなみに本商品は12V＆24Ｖ用をラインナップしているが、ジムニーにはスケルトンワイヤーが2本ついたヘビーデューティータイプがベスト。まだの方はラストストッパーで先手を打つことを強く推奨したい！

電子の力でサビを抑制するという技術は50年以上前から研究・実用化されている。これをクルマにも使えるように応用したのがツーフィットのラストストッパー。実は旧車乗りの間では定番のアイテムであり、多くのユーザーに愛用されている。

レギュラータイプ

ヘビーデューティタイプ

塩水を使った実証実験

ラストストッパーを装着した場合と非装着の場合で、24時間後のサビの発生を比較した。ラストストッパーを装着した鉄板（右側）はサビの発生を完璧に抑えているのに対して、非装着の鉄板（左側）には、多量のサビが発生していた。

JB64&74のフレームは、左右のメインフレームを繋いでいるクロスメンバーを前後に2本、そしてセンター部にクロスするように配置されている。サビはフレームやパーツの接続部分を蝕み、フレームに与えられた機能をしっかり果たすことができなくなることもある…。

簡単取付けで効果大！

赤色コードをバッテリーのプラスターミナルに、黒色コードをバッテリーのマイナスターミナルに配線する。

さらにエンジンルームの適当な場所に短いスケルトンワイヤーを、フレームの塗装してある面に長いスケルトンワイヤー配線する。
※むき出しの金属に取り付けると、そこにサビが集まってしまうので注意。

本体のLEDランプが点灯していることを確認できたら、熱や水のかかりにくい適当な場所（バッテリー回りがおすすめ）に本体を付属のマジックテープを使って固定する。※ターミナルに接続する際、端子をバッテリーから完全に外さないようにする。

先代ジムニーでサビが発生するポイントをチェック！

写真は年式がそこそこの先代ジムニーJB23に発生していたサビ。ゆえに現行型でも弱点となりうる可能性がある部分だ。ラゲッジの底に発生したサビは、マフラーからの熱と湿気などによるもので、フレーム付近にもサビは発生している。ラストストッパーを装着すれば、これらサビの進行を抑えることができる。

オフロード適性が高いジムニーだからサビ対策が必要

現行型ジムニー（JB64＆74）になってより剛性が高められたボディ＆シャシーは、荒れた地形にも安心して、自信を持って踏み込んで行ける頼もしさがある。また、耐久性の高い前後コイルリジッド式のサスペンションは、岩などがゴロゴロしたガレ場で少々手荒に扱ってもしっかり踏ん張ってくれ、凹凸の大きな場面では強力なトラクションを稼ぎ出してくれる。
　ジムニーは海岸から雪道、さらには各種オフロードなど、様々なフィールドを楽しめる反面、その分各部は激しいストレスにさらされて、サビ発生の原因を各所に作る。負担はフレームやボディにかかり、アームを地面や岩に引っ掛けることもあれば、飛び石で塗装を剥離、フレームが水に浸るなど、各部に的確なケアを施さなければサビの発生を許してしまう危険性がある。だからこそジムニーシリーズは、ラストストッパーで守るべきなのだ。