【輝オート】鎧の様なボディパーツ群が生み出す、威風堂々とした新しいカタチ！

2023/09/07 04:10

　今でこそ「デリカ専門店」と謳うお店は全国にいくつもあるが、その先駆けとなったのは紛れもなく大阪の輝（ひかり）オートである。スペースギアが新車で販売されていた時代からコンプリートカーの販売を行ない、四半世紀にも渡る実績は今日まで続いており、全国から多くのユーザーが訪れるというのも肯ける。まさにトップランナーだ。
　ちなみに輝オートといえば、実に独創的なオリジナルパーツがとくに有名であり、オリジナルブランド「MADLYS（マドリス）」を展開している。以前からエッジの効いた直線基調のオーバーフェンダーや、ボディ下部のプロテクションパーツを装着していたが、今回は新たにフロントノーズとドア中央部、それにテールレンジ周りに、武者が着用する甲冑をイメージした「鎧」シリーズをリリース！この新たなプロテクターシリーズは既存のプロテクションパーツとの相性ももちろん抜群で、まさに「完全体」と言うべきスタイルが完成した！
　ユーザーの一般的な傾向としては、これらのカスタムパーツを装着したらそこを目立たせたいとどうしても考えてしまいがちではあるけれど、敢えてすべてのパーツを同色化することで非常にまとまりが良く、D:5をよく知らない人から見れば「ノーマルでこういうカタチのクルマ」と思えるほどバランスに優れており、どんなシーンにも似合う点に輝オートのセンスと技術力の高さが感じられる。
　ちなみにこの仕様のままで新車コンプリートカーを製作することも可能で、ROADMASTERと名付けられたコンプリートモデルは、今回の4インチリフトだけでなくノーマル車高のROADMASTER ZEROもラインアップ。両コンプリートモデルともにアルパイン製の11インチナビ、マルチアラウンドモニター、10.1インチ後席モニター、ET2.0もセットになっており、もはや追加で必要なものはないのではと言える。
　このほかにもオフロードテイストに味付けしたライトオフロードパッケージ、デリカで快適に車中泊するための車中泊パッケージなど、様々なバリエーションが用意されている。最初の車検が3年間有効なのは当然だし、もちろん三菱の新車保証もしっかり付帯する。またカスタム費用と車両代をまとめたローンも可能。新しいD:5を考えている人は、まずは輝オートで相談だ。

前後のガードバー、サイドステップはスチール素材を採用。本体はもちろん、ステーの強度もキチンと考慮されており、フロントのガードバーはエンジンルームのメンテナンスで、ステップとして活用可能。サイドステップは前後分割とすることで、単品で購入が可能。補修のことも考慮している。

フロントグリルの交換はお約束メニューと言えるが、ヘッドランプやフォグランプ周りにまでガーニッシュを追加。ノーマルとはまったく違う、勇しさを感じるような姿へと生まれ変わり、オフロードを意識したワイルドさとは異なる、フルアーマースタイルを創造している。

スモールランプとリヤコンビには、スモークカバーを追加。トーンを抑え、ボディと一体化した様に見せることで、ワイドさを強調。

マフラーはオリジナルのHi-MAXを装着。ノーマル車高用だけでなく、4インチリフトアップキットに対応したモデルも好評発売中だ。

フロント40mm、リア30mmワイドのオーバーフェンダー。ハートランドのキットで4インチリフトするが、インナーフェンダーとの干渉を防ぐため、255/70R16のATタイヤをチョイス。クラシカルな雰囲気を演出するために、絶版モデルのMK36を組み合わせる。

ラゲッジスペースに装着し、セカンドシートを倒すことでベッドとして活用できるベッドキット。上下に高さを調節できるので、荷物の整理にも活用できる。設置にあたり特別な工具は不要なので、DIYでも装着が可能。キャンプはもちろん、釣りでも重宝する。

ベッドキットに追加することで、完全にフラットなベッドスペースを作り出せるフルサイズ化キット。仮眠程度ならベッドキットでも十分可能だが、本格的な車中泊をしたいなら、このキットが欠かせないし、朝起きた時の疲労度がまったく違うと言えるだろう。

ちょっとした休憩程度であればエンジンを掛けっぱなしにもできるが車中泊時はそうもいかない。空気を循環させるために窓を開けておきたいが虫の侵入が気になる…。そんな悩みを解消するのが防虫ネット。取り付けも簡単で装着したままでも窓の開閉が可能。

D:5のボディをすべて包み込む様な、「鎧」を彷彿とさせるボディキットに注目！

そのネーミングから分かる通り、イメージしたのは武者の鎧。デモカーの様に同色に仕上げると、以前から発売しているプロテクションパーツとの一体感を感じさせてくれる。もちろん上の写真の様に、ボディ色とまったく異なる仕上げとすることで、存在感をより一層強調可能。D:5のカスタムに、新たな可能性を切り開いたと言っても過言ではない。まさに、今もっとも注目すべきアイテムだ。