2015年、大阪で交際女性を殺害したとされる男の裁判員裁判で、弁護側は、「多重人格の症状だった」として無罪を主張しました。

隅田龍馬被告(26)は、2015年7月、自宅で、交際相手の小島優輝さん(当時21)の首などを包丁で刺して殺害した罪に問われています。逮捕当時、隅田被告は、「別れ話がもつれ、殺そうと思った」と供述していたとされますが、12日の初公判では、「傷つける意図はなかった」と起訴内容を一部否認しました。弁護側は、「犯行当時『解離性同一症』いわゆる多重人格の症状によって、心神喪失状態にあった」として無罪を主張。「別れるときには、互いに殺しあうと約束していた」と説明しました。一方、検察側は、「別れ話による怒りの感情に基づく犯行で、完全責任能力がある」と反論しました。判決は来月2日の予定です。