トラックで自転車の男性をはね、そのまま引きずって死亡させたとされる男の控訴審で、大阪高裁は1審に続き「殺意があった」と認定しました。

判決によりますと、大阪府高槻市の横井大輔被告(25)は、2015年12月、摂津市内の交差点を自転車で横断していた中村裕さん(当時68)をトラックではねた後、自転車ごと180メートルにわたって引きずり、駐車場で方向転換する際にさらに中村さんをひいて殺害し、そのまま逃走しました。裁判は、殺人罪が成立するかが争点で、1審の大阪地裁は、自転車ごと引きずった行為は被害者を死亡させる危険性を被告が認識していて「殺意があった」と認定。2審の大阪高裁も10日、1審の判断を支持して殺人罪の成立を認めた上で、弁護側の、「量刑が重過ぎる」との主張も退け、1審に続いて懲役10年の判決を言い渡しました。