大阪市都島区の幼稚園で、ダンボールなどに火をつけたとして逮捕された、元教師の女性について、大阪地検が嫌疑不十分で、不起訴にしたことがわかりました。

都島区内の幼稚園で、教師を務めていた女性(31)は、今年5月に教室に置かれていたダンボールに火をつけたとして、現住建造物等放火未遂の疑いで、逮捕されました。その後、大阪地検は、刑事処分を保留した上で、女性を釈放し、在宅で捜査を続けていましたが、嫌疑不十分のため、4日付けで不起訴処分にしたことを明らかにしました。地検は、「犯罪事実を認定するに足る証拠が十分ではなかった」としています。先月の釈放の際には、弁護人らが会見を開き、「あらぬ疑いをかけられて辛かった」との女性のコメントを発表するとともに、「これは冤罪事件で、人権侵害も甚だしい」と、捜査に抗議する姿勢を示していました。