横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから、15日で40年。めぐみさんのご両親とともに同じ被害者家族として拉致問題解決を訴えてきた神戸の有本さんご夫妻に現在の心境を伺いました。

神戸市に住む有本明弘さん(89)と妻の嘉代子さん(91)。娘の恵子さんが北朝鮮に拉致されてから34年間、ずっと娘が戻る日を待ち続けています。「長いことかかったの一言やけどな」。有本恵子さんは23歳だった1983年、ロンドン留学中、行方不明に。北朝鮮は、2002年に拉致の事実を認めましたが、「ガス事故で死亡した」と主張し、その後、大きな進展はありません。「歴代の総理が、全然、手がけなかったから、こんなに遅くなったと思います。それが一番の原因やと思っています」「過去は振り返りたくないんや。現在、北朝鮮に対して向き合ってくれる強力な味方が日本についてきた」。有本さん夫妻が期待しているのは、アメリカのトランプ大統領。先日、来日した際に明弘さんらと面会し、拉致問題解決に向けた協力を約束しました。「(Q.トランプさんに肩を叩かれたシーンが?)これは阿吽の呼吸や。伝わったんやトランプさんに。握手したやん。おれ、力いっぱいギューってやったやん。それでトランプさんが、何かを感じたんや」「すごい人が出てきたと、拉致家族に対しては、天が与えたチャンスやと」「あの人が出てきて、うまいこといったら解決するかなと」。しかし、明弘さんは89歳、嘉代子さんは91歳。拉致被害者家族に時間はありません。「結局、今、両親が動いているのは、私のとこと横田さんとこだけでしょ」「だからなんとか元気な間にねって思いは」。