自動ドアの販売・施工会社の社員が4年前に自殺し、「長時間労働による労災」と認定されました。遺族は訴訟を経ずに先月、会社と和解しました。

遺族側の弁護士によりますと、自動ドアの販売・施工会社「ナブコドア」の社員だった木村大輔さん(当時28)は、大型商業施設の担当になり、長時間労働が続いて、うつ病を発症。2014年1月に自殺しました。遺族は、労働基準監督署に労災認定を請求し、去年10月、深夜勤務3回を含む12日間の連続勤務や長時間の時間外労働があったとして、労災認定されました。遺族側は訴訟の準備に入りましたが、会社側は全面的に謝罪し、社員の時間外労働を抑えることなど再発防止策を盛り込んだ合意書を交わし、先月、和解しました。遺族側は、仏前で会社の代表が謝罪したことを評価し、「できることなら(大輔さんを)呼び戻したいが、それができないのが親として悔しい」とコメントしています。