あおり運転の罰則が強化されました。2年前に、悪質なあおり運転で息子を亡くした女性が取材に応じました。

今回の道交法改正では、車間距離を詰めることや急ブレーキ、割り込みなどを「あおり運転」と定義して、3年以下の懲役または50万円以下の罰金を課し、即免許取り消しとなります。悪質なあおり運転による悲惨な事件は、大阪でも起きています。髙田拓海さん(当時22)。髙田さんはおととし7月、バイクを運転中に後続の車から執拗なあおり運転を受けた末に故意に追突され、死亡しました。髙田さんの母親は取材に対し「拓海に伝えるなら、『ごめん』。ごめんしかないですね、助けてあげられへんで。情けないお母さんでごめんねって」と話しました。拓海さんの母親は、今も毎日、拓海さんの食事を作り、解約できずにいるスマートフォンにメッセージを送り続けています。今回の厳罰化については「軽い気持ちで(あおり運転を)やってると思うんです。(厳罰化によって)ゼロにはならないかもしれないですけど、きっと減ってくれると思うんです」と話しました。大阪府警は今後、ヘリコプターを出動させて上空と地上で連携し、あおり運転の取り締まりを実施する予定です。