<大相撲九月場所>◇十二日目◇23日◇東京・両国国技館

 横綱・照ノ富士(伊勢ヶ濱)が、関脇・明生(立浪)に下手投げで敗れ、2敗目を喫した。

 九日目の前頭四枚目・大栄翔(追手風)との一番で土がついたが、ここまで順調に勝ち星を積み上げてきた照ノ富士。明生戦では、両者立ち合いでするどく踏み込んだが、相手の踏み込みに後退し、下手投げで崩され、土俵を割った。土俵の外で照ノ富士は足を気にする場面もあった。

 まさかの2敗目に館内からはどよめきが上がった。ABEMAで解説を務めた元大関・豪栄道の武隈親方は「明生は会心の相撲でしたね。これで優勝争いがわからなくなりました」とコメント。ファンからは「どうした照ノ富士」「ほんま会心の相撲だわ」「脚大丈夫かな」などさまざまな声が寄せられた。

 これで1敗の力士はいなくなった。また、唯一2敗を死守していた前頭十枚目・妙義龍(境川)は、前頭十三枚目・輝(高田川)に押し出しで敗れ、3敗目を喫した。これで3敗の力士は妙義龍のほか、前頭八枚目・隠岐の海(八角)、前頭十一枚目・遠藤(追手風)、前頭六枚目・阿武咲(阿武松)となった。平幕4人が新横綱を追いかける格好だ。

 かど番大関・貴景勝(常盤山)は前頭五枚目・宝富士(伊勢ヶ濱)に押し出しで勝利し、8勝目を挙げ勝ち越してかど番を脱出した。同じく大関・正代(時津風)は、小結・逸ノ城(湊)に叩き込みで敗れ、4敗目を喫した。(ABEMA/大相撲チャンネルより)