【AFP=時事】サッカーイングランド代表のギャレス・サウスゲイト監督は、来週ウェンブリー・スタジアムで行われる米国代表との国際親善試合に向け、イングランドの歴代最多得点者であるウェイン・ルーニーを再招集した自身の決断を弁護した。

 イングランドサッカー協会は4日、2017年8月に代表チームからの引退を発表していたルーニーの功績をたたえるため、同選手に通算120試合目となる出場の機会を与えると発表していた。

 しかし、国際Aマッチでの出場機会を必要としている若手有望株がいることに加え、米国戦がその4日後に行われるクロアチアとのUEFAネーションズリーグの大一番に向けた強化試合という位置づけであることから、この決断はイングランドのメディアから批判を浴びていた。

 これを受け、サウスゲイト監督は「今回選んだ選手でも未来を見据えることはできる」と主張し、「選手たちにこのユニホームの重要性や歴史について、過去の選手をたたえながら何度も伝えてきた。だから、全ての選手がウェインの貢献度は最高の形での送り出しを受けるにふさわしいと考えるだろう」と続けた。

「議論を生んだことは理解しているが、彼がこの国に与えてくれたものに対し、ささやかながら感謝の気持ちを示す私なりのやり方だ」

 現在33歳のルーニーはイングランド代表として119試合に出場して53得点を挙げているが、サウスゲイト監督の下でW杯ロシア大会4強入りを果たした現在のレベルまで母国を導くことはできなかった。

 マンチェスター・ユナイテッドでキャプテンを務めたルーニーは、今年6月から米メジャーリーグサッカーのD.C.ユナイテッドでプレーしている。

 サウスゲイト監督は米国戦でルーニーは先発せず、背番号10をつけないことを認めたが、キャプテンマークを巻いて途中出場する可能性はあると示唆している。

「彼が背番号10をつけることはない。先発出場しないからだ」「ルーニーが代表で最後に途中出場した際、試合に出ていたジョーダン・ヘンダーソンが彼のもとへ走っていき、キャプテンマークを手渡した。試合展開と選手交代の状況次第だが、それに問題ないと考えている」 【翻訳編集】AFPBB News