【AFP=時事】第17回アジアカップは11日、各地で試合が行われ、韓国と中国がそれぞれ全勝を維持してベスト16入りを決めた。韓国はキルギスを相手に金敏在が前半終了間際に得点を決めて1-0で下し、中国は武磊の活躍でフィリピンに3-0で快勝した。

 出場チームが24か国に拡大された今大会で、韓国と中国はグループCでともに勝ち点6に並び、ヨルダンに続いて決勝トーナメント進出を確定させた。両国は、グループ首位通過を懸けて16日の直接対決に臨む。

 韓国は初戦でスベン・ゴラン・エリクソン監督率いるフィリピンに1-0で辛勝したのに続き、この日も格下を相手に冷や汗をかくことになった。しかし、トッテナム・ホットスパーとの取り決めのため孫興民(ソン・フンミン)が最初の2試合で不在となる中、無事にグループ突破を果たして喜んでいるに違いない。

 韓国を率いるパウロ・ベント監督は、「満足なパフォーマンスとは言えなかったが、勝ったのは当然のこと」「2点目を奪えなかったのは少し痛かった」とコメントした。

 一方、マルチェロ・リッピ監督が率いる中国は、前半終了5分前に武が右足でペナルティーエリアの端からファーサイドにシュートを蹴り込み先制。さらに、66分には蒿俊閔(ハオ・ジュンミン)のFKに武が鮮やかなボレーシュートで合わせて2点目を挙げ、これが試合をほぼ決定づけた。

 試合時間残り10分で、途中出場した于大宝がファーストタッチで3点目を入れた中国は、オーストラリアで開催された4年前の前回大会で記録したベスト16を上回る成績を目指している。

 2006年W杯ドイツ大会でイタリアを優勝に導き、イタリア・セリエAの指揮官時代にはエリクソン監督としのぎを削ったリッピ監督は、「こうした戦い方を続けることができれば、今回のアジアカップではどのチームであろうと何も恐れることはない」と語った。 【翻訳編集】AFPBB News