【AFP=時事】オーストラリアのマルコム・ターンブル首相は15日、閣僚とその部下らとの性交渉を正式に禁止した。バーナビー・ジョイス副首相が不倫関係にあった側近を妊娠させるという「衝撃的な判断ミス」を犯し、政府を揺るがす問題に発展していることを受けての措置だ。

 ターンブル首相は異例の記者会見を行い、閣僚の行動規範の改定を発表するとともに、ジョイス副首相が妻と4人の子に「ひどい傷と屈辱」を与えたと非難。

 さらに、「自身の職場で働く若い女性と不倫するという、衝撃的な判断ミスを犯した。そうすることにより、これらの女性に多大なる苦悩をもたらし、われわれ皆を慄然(りつぜん)とさせた」と述べた。

 先週、ジョイス副首相とメディア顧問だったビッキー・カンピオンさんの不倫が発覚し、カンピオンさんが同氏の子を妊娠していることが判明して以降、同氏は強い圧力にさらされている。

 ジョイス氏の閣僚行動規範違反が取り沙汰され、報道や議会での質問時間もこの問題に集中していることから、辞任を求める声も相次いでいる。【翻訳編集】AFPBB News