【AFP=時事】ペルーの警察当局は14日、収監中に刑務所を訪れた双子の兄弟と入れ替わって脱走した男を、数か月にわたる情報収集活動の末に捕らえたと明らかにした。

 現地の捜査当局などによると、1年にわたって逃亡していたのは、アレクサンダー・デルガド受刑者。デルガド受刑者は末、首都リマ郊外のカヤオにある建物内で、今月12日に身柄を確保されたという。

 デルガド受刑者はレイプと強盗の罪で禁錮16年の刑に服役していたが、昨年1月、面会に来た双子の兄弟であるジャンカルロさんに薬物を飲ませ、服や身分証明書などを奪い、厳重な警戒態勢を敷く刑務所を脱獄。ジャンカルロさんは当初、脱走の手助けをした疑いを掛けられていたが、後に拘束を解かれた。

 捜査当局の幹部によると、さらなる混同を避けるためにデルガド受刑者には厳格な身元確認作業が課されるという。この幹部は刑務所側に対し、こうした事態を招いたが故にデルガド受刑者を最も厳重な警戒態勢を敷く監房に入れるよう求めている。【翻訳編集】AFPBB News