【AFP=時事】中国当局は、鳥インフルエンザウイルスH7N4型の人への初感染例を確認した。これを受けて香港当局は、人の移動が増える春節(旧正月)休暇の期間中、中国本土への訪問者らに対し注意喚起を行った。

 国家衛生・計画生育委員会によると、H7N4型ウイルスは中国東部・江蘇省の女性から検出された。女性は昨年12月25日に体調を崩して入院していたものの、後に回復したという。

 中国当局から通達を受けた香港の衛生防護センターは14日夜、「女性は発症前に、生きた家禽(かきん)類との接触があった」と発表した。

 香港は、人口密度が高い上、地方部や海外との間で移動が多いことから、伝染病の拡大リスクが高い。

 中国当局からH7N4型ウイルスに関する報告を受けたCHPは、「中国本土または影響を受けるその他の地域を訪れる際は、生鮮市場や生きた家禽類を扱う市場・農場への訪問は避けなければならない」と呼び掛けている。

 中国・香港両当局は、女性から検出されたH7N4型ウイルスに関し、さらなる詳細については発表していない。世界保健機関の資料によると、H7N4型ウイルスによる鳥インフルエンザは、1997年にオーストラリアのニューサウスウェールズ州で、鳥たちの間に感染が広がったことがあるという。【翻訳編集】AFPBB News