和歌山県警田辺署は11日、田辺市内に住む50代男性が123万円をだまし取られる特殊詐欺被害に遭ったと発表した。ハガキで架空のインターネット利用料金を請求し、電子ギフト券を購入させたり、現金を郵送させたりして金を払わせたといい、同署が注意を呼び掛けている。

 同署によると、男性の自宅に4日、「最終督促通知書」と題したハガキが届いた。インターネット未納料金があるなどと記されており、男性がハガキに書かれた番号に電話をすると、弁護士を名乗る男から「21万円分の未払い金がある。すぐに払えば保険が適用され全額が返ってくる」などと言われたという。男性は指示通りにコンビニエンスストアで21万円分のギフトカードを購入し、暗証番号を男に伝えた。

 5日には「ゼロポイントのカネダ」と名乗る男から「まだ未払い金がある」との電話があったため、男性は現金102万円を指定された東京都内の住所に郵送。その後も「200万円分の未払いがある」などと電話がかかってきたことから男性は詐欺だと気付き、田辺署に届け出たという。

 同署は、不安があれば一人で悩まず、家族や友人、最寄りの警察署や「♯9110(警察相談専用電話)」への相談を呼び掛けている。