毎月最終金曜に早い退社・退庁を促す取り組み「プレミアムフライデー」を生かして首都圏や京阪神方面から観光客を誘致しようと、和歌山県と県観光連盟が8月から、キャンペーンを実施する。呼び掛けに応じた宿泊施設が特別プランを用意したり、観光地がライトアップしたりする。県は「この機会を活用し、多くの観光客に来てもらえるようにしたい」と話している。

 プレミアムフライデーは、毎月最終金曜は午後3時に仕事を切り上げ、土、日曜と合わせて遠出や買い物などを促す取り組み。個人消費拡大や「働き方改革」を目的に経済産業省や経団連などが2月から推進している。

 首都圏や京阪神の人が午後3時に退社・退庁し、飛行機や電車などを利用すれば、その日のうちに県内観光地で温泉や食事を楽しんでもらえるとし、県と県観光連盟が誘客キャンペーンを企画。観光事業者などにも取り組みを呼び掛けた。

 取り組みでは毎月最終の金曜には、東京羽田から南紀白浜への最終便の乗客全員に「プレミア和歌山」商品を配布。白浜町や田辺市、和歌山市などの宿泊施設が、通常より遅めのチェックインや夕食を可能にしたり、特典や割引があったりする特別プランを用意する。

 このほか、新宮市の徐福公園、和歌山市の紀三井寺やポルトヨーロッパでライトアップをするほか、9月には写真投稿アプリ「インスタグラム」を活用した写真コンテストを実施する。