和歌山県田辺市湊の市観光センター内にある田辺観光ボランティアガイドの会は23日、田辺祭(24、25日)の魅力を知ってもらおうと、笠鉾(かさほこ)などのお宿を巡るイベントを開いた。田辺観光協会後援。

 約50人が参加した。3班に分かれて闘鶏神社を出発。北新町や栄町、紺屋町、本町、江川、片町、福路町、中屋敷町、南新町を巡り、ガイドらから笠鉾やそれに載せる人形などについて話を聞いた。

 北新町では竹串に餅に見立てた綿を巻き付けた餅花、栄町で笠鉾に載せる神功皇后(じんぐうこうごう)と建内宿禰(たけのうちのすくね)、猩生(しょうじょう)の人形について、紺屋町では明治の水害で笠鉾が流され、1926(大正15)年から衣笠(きぬがさ)になったことなど、実物を見ながら説明を受けた。

 昨年9月に兵庫県尼崎市から田辺市新庄町に移り住んだという荘司靖久さん(79)は「まちのことを勉強したいといろいろなイベントに参加している。歴史ある田辺祭の魅力を聞けて、ぜひ本番も見てみたいと思った」と話した。