和歌山県田辺市東陽、闘鶏神社の例大祭「田辺祭」宵宮の24日夜、同市本町の旧会津橋で笠鉾(かさほこ)と衣笠(きぬがさ)の引きそろえがあった。ちょうちんや電飾の明かりで幻想的な風情を漂わせ、多くの見物人を魅了した。

 笠鉾と衣笠は午後から列になって市街地を巡行し、午後7時ごろに神社で「鳥居前の勤め」を営んだ。

 旧会津橋には9時半ごろ、おはやしを鳴らしながら先頭の笠鉾が入った。他の笠鉾と衣笠も次々に集まり、全てが引きそろうと、夜の風景にちょうちんや電飾がずらりと浮かび上がった。

 25日は午前4時半ごろ、神社で「暁の祭典」があり、舞姫が舞を奉納した。夜は神社で「神前勤め」「流鏑馬(やぶさめ)式」などがある。最後に、神社の世界遺産登録を受けた新たな試みとして、神社前の宮路通りで笠鉾と衣笠を引きそろえる。