串本古座高校地域協議会の本年度第2回会議が26日、和歌山県串本町串本の町文化センターであり、委員17人が出席した。全国募集の生徒の宿舎確保について、民間アパート等の確保に努めるように方針転換したことや、同校の広報活動などについて報告があった。

 同協議会は、地域に開かれたよりよい学校づくりの進展を目的に設立。串本町と古座川町の各種団体の代表者らが委員となっている。この日は、委員の他、県教育委員会の担当職員がオブザーバーとして出席した。

 会長の田嶋勝正串本町長のあいさつに続き、愛須貴志校長が、生徒の状況やクラブ活動、本年度新設した地域包括的支援部(CGS部)の活動などについて紹介。本年度から古座校舎(串本町中湊)の生徒募集を停止して串本校舎(同町串本)に募集を集約し、新設したグローカルコースでは全国募集で3人が入ったことなどに触れた。「今後、定員120人をどうやって維持していくのかが命題。魅力ある学校にしていきたい」と話した。

 同協議会の専任コーディネーターを務める元町職員の松本英明さんが、来年度以降の全国募集生徒の宿舎確保について報告。5月にあった第1回会議で、旧古座川病院医師官舎を改修する方針であることを説明したが、防水工事が必要で、防火扉など防災関係にも問題があり、改修費に概算で約4千万円が必要なことから断念。今後は、民間のアパート等の確保に全力を尽くすよう、方針転換したと説明した。候補として、串本校舎近くにある雇用促進住宅の部屋を検討しているという。